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校長あいさつ

2008年02月01日
すぐそこまで春の足音が聞こえます
 校庭の南側のビオトープの水が止まってしまいました。水を送っていた管が破損し、水を汲み上げていたモーターも故障してしまいました。最初に異変を知らせてくださったのは、毎朝早くから子どもたちの安全のために交通整理をしてくださっている白澤さんでした。困ったなと思いながらビオトープを見に行きましたが、モーターからそっと横に目をやると、寒さに耐えながら桜の木の芽が、おはようとあいさつをしてくれているかのように、話し合いをしているかのように、ゆれていました。
   「ほら 日がさして・・・・
       ほら・・・・ みてごらん・・・・
          春がやってきてるんや」
 石川県の養護学校に通う原田大助さんの詩です。小鳥がビオトープの桜の木に飛んできて、つぼみに話しかけます。「もうすぐ春ですよ。」と。
 さて、1年が過ぎるのは早いものです。学校では、去る1月9日に国語と算数の定着度調査を実施し、子どもたちの一年間の学習内容の定着を、客観的な基準で見直したところです。これらの結果から、子ども一人一人の学力の検証をしたり、担任が指導内容を振り返ったりして、「一人一人に確かな学力をつける」指導の重要性を再確認しました。
 ところで、1月は後半に毎日寒い日が続き、インフルエンザの猛威が安東小学校にも触手を伸ばしてきて、風邪やインフルエンザによる欠席や出席停止の児童数があっという間に増えてしまいました。静岡市内の小・中学校でも同様の状況があります。手洗いやうがいをして予防に心がけ、寒さに負けず、規則正しい生活が送れるように、学校でも家庭でも声かけをしていきたいと考えます。
                         校長 渡邉美惠子
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