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校長あいさつ

2009年01月05日
経験を意図的に積み、実力を高める
      新年 明けましておめでとうございます
 平成21年の新春がめぐってきました。
 旧年中は格別の御厚誼を賜り心より感謝申し上げます。本年も御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、平成21年は「丑年」です。十二支のうちでも牛は歩くのが遅いので早くから出発し、門前に朝一番に到着したという努力家です。私たちも牛にあやかり、自立した自分ならではの生き方をして夢をかなえて行きたいと意を決したところです。
 去る12月20日(土)、暖かな日差しで冬を忘れさせるような朝でした。
 「2008、フェスタ安東」が開催され、今年も、子どもたちが一年間の学習の成果を様々な形で発表し、友達や家族や地域の皆様に見ていただきました。年々参観者数が増え、今年は児童数の3倍ほどに当たる方々が来校してくださいました。
 一年生にとっては初めてのフェスタ安東でしたが、前半と後半に別れて学習発表をしたり一年生の他のクラスや上級生のクラス発表を意欲的に見て回ったりしていました。六年生のペアさんと前半後半をあわせて一緒に回った一年生もいました。
 各学年学級で発達に応じた内容が工夫されており、聞いてくださっている人がわかりやすいかどうか緊張しながら説明している姿に、これまでの学習の積み上げの確かさを感じることができました。
 五年生は、学級の枠を外して児童の主体的な活動を中心に発表が展開されました。学級単位の発表だけのこれまでのフェスタに比べ、自分たちで作り出す前向きな取り組みが見られました。「学級の枠を外す」ことで、「不完全でもいい。はみ出すことがあってもいい。自分のやりたいことに全力で取組む。」ことを、身をもって体験させることができたと確信しました。
 ここで大切なことは、やりっぱなしにせず、得た成果をまとめ次につなげることです。五年生はいよいよ六年生から「機関車」の役目を引き継ぐことになります。実力はそこで発揮されることと思います。
 本年も皆様方の御理解、御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
                        校長 渡邉美惠子   
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