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校長あいさつ

2010年04月28日
雨に唄えば
 新年度が始まり、1ヵ月がたちました。全校の子どもたちの手による「1年生を迎える会」を終え、1年生も安東小の一員として張り切って毎日を過ごしています。これからの活躍が楽しみです。私たち教職員も、1年生を含めた892人の子どもたちと共に元気よくがんばります。
 話は変わりますが、今年に入ってからの雨の多さには少々うんざりしているのではないでしょうか。気温も春の心地よい温かさには今一歩という感じです。雨は、楽しい行楽を台無しにします。大雨は、人の命を奪い、家を壊します。そんなマイナスのイメージが強い反面、多くの実りと生きる術を与えてくれる「天からの恵み」でもあります。雨と上手につきあうことは生きる上で重要なことだと思います。
 
 朝、多少の雨なら傘をささずに平気で歩いてくる子がいます。水たまりを見つけてしばらく戯れる子もいます。傘をスティック代わりに楽しそうに歩いてくる子もいます。子どもたちは自身の感性で雨と戯れます。子どもたちは子どもたちなりに、雨という自然の力を理解しようとしているのかもしれません。

 古い話で恐縮です。アメリカの「雨に唄えば」というミュージカル映画の中で、主演のジーン・ケリーが実に爽快に傘を使って雨と戯れます。このシーンは、今では伝説とも言われるジーン・ケリーの踊りの素晴らしさはもとより、天が与えてくれた恵みと地上に生きる人間は共に親しい友だちだということを教えてくれている気がします。
 
 「雨の日の親の役割は何でしょう。黙って雨具の点検をしてお子さんの判断を待つことか、雨具を持たせた上で自家用車に乗せて送り迎えをすることか。(中略)雨の日こそ、お子さんが自然の力や怖さに立ち向かう人の知恵を、天から試されている大きなチャンスではありませんか。いえ、お子さんよりも親御さんが試されているチャンスの日なんです。お子さんの生活力、耐える力、心の磨きを一番プラスにするのはどれでしょうか。雨という自然の力にどのように対処したらよいのかの最善の力を付けるときです。お子さんがこれからの人生で出会う一つの大きな障害物は『自然の威力・怖さ』です。雨(自然)に上手にふれて、自然に対する心や知恵を磨いていくチャンス、雨は偉大な教科書です。」    (生涯学習インストラクター 白井 洋氏)

 雨に限らず、私たちは自然という大きな力に包まれて営みを創ってきました。この自然をいかに自分と近い距離に置くことができるか、私たちの知恵が試されます。
 今年度は、4年生、5年生の自然体験教室の目的地を変更しました。「自然と触れ合う」という体験から、「自然の中で生活する」という視点で活動を組んでいきたいと思います。そのことから、自然の中で生きることの厳しさや逆に気づかずにいた日常のありがたさを実感してくれることを期待しています。

 この連休、日頃の慌ただしさから離れ、自然の中でゆったりとした時間の流れを家族みんなで味わう、そんな計画もまたいいかもしれませんね。

 校長 豊田 公敏
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