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校長あいさつ

2010年08月31日
私にとっての8月の意味
 31日間の夏休みが終わりました。今年の夏は例年にない暑さで、全国各地で熱中症での死者がたくさん出てしまいました。そんな中で、安東の子どもたちは元気いっぱい登校をしてくれました。夏休みの間に、大きな事件事故に巻き込まれることなく過ごせたことを大変嬉しく思います。ご家庭でのご指導の賜と厚くお礼申し上げます。
 さて、皆さんにとって今年の夏休みはどんなお休みでしたか。仕事に追われていた方、静岡を離れて今までなかった経験をされた方、様々いらっしゃるのではないでしょうか。どんな形であれ、子どもたちのこれからの生活に少しでもよい影響が出れば嬉しい限りです。
 私にとっての夏休み、特に8月は、毎年、切なさとわくわく感の入り交じった月になっています。それは、8月にしか訪れないいくつかの出来事、行事に起因しています。

 その一つは、広島、長崎の原爆の日そして終戦記念日です。今年は終戦65年目を迎えました。各テレビ局、新聞等は様々に当時を振り返るドラマや特集を組んでいましたが、戦後65年経ち、悲惨な惨状、悲しみを伝える語り部の方々が高齢化してきていることに危惧を感じました。逆に、今までは沈黙を守ってきたが、やはり悲劇を伝える責任があると重い口を開いた人々も出てきたことに少しほっとしました。戦場で父母を思い、妻や子を思いながら死んでいった人々や本土で夫や息子の帰りを一日千秋の思いで待っていた人々の気持ちを知り、そこに思いを馳せることは大切なことだと考えます。この8月はそういう月であってほしいと思っています。
 6年生の社会科で太平洋戦争について学ぶ機会があります。戦争がどういうものだったのかを知ることも大切ですが、当時の人々が何を思い、どう生きてきたのかを知ることはさらに重要なことだと考えます。その思いを引き継ぎ、平和な世の中を作っていくという気持ちがもてるような授業が作れたらいいなと思っています。

 その終戦記念の日にも、甲子園では各県の代表校が郷土のほこりをかけて、夢中で白球を追っています。汗まみれ、土まみれになって必死に戦う選手や声の限りに応援する応援団の姿は、まさしく平和の象徴という気がします。甲子園には戦争とは真逆の戦いがあり、その戦いから、夢や希望という文字が浮かんでくるわくわく感が私にはあります。これが二つ目の私の中の夏行事です。

 実はもう一つ、8月の最後に訪れる感動があります。某テレビ局の愛をテーマにした24時間テレビがそれです。「なんだ、商業主義に踊らされて」などという声が聞こえてきそうですが・・・。
 2日間の放送の中で紹介される様々な障害との壮絶な戦いを見るに付け、その中で命をつなぐことの重みや挑戦を続けることの尊さ、家族のもつ愛の力などを私なりに再確認しています。生きることの素晴らしさを感じることができるこの番組の価値は低くないと思っています。

 8月の1ヵ月、私にとっては、お盆の迎え火、送り火、夏祭り、打ち上げ花火などの日本の原風景を感じながら、平和や命の尊さ、ひたむきに挑戦することの美しさなども併せて感じることのできる貴重な1ヵ月となるのです。

 校長 豊田公敏
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