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校長あいさつ

2010年10月01日
伝える
 前期が終わります。4月以来、保護者の皆様のご支援、ご協力に感謝申し上げます。この半年の営みで「きこう みよう そこから考えよう」の具体的な表れが子どもの中からどのくらい見られたのか、学校も振り返りをすることで、成果と課題を洗い出し、後期に繋げていきたいと思います。
 保護者の皆様には、通信表という形で子どもたちの前期の表れをお伝えしたいと思います。通信表の評価方法も一昔前とは大きく変わりました。人と比べてどのくらいの位置にいるかという評価から各教科の観点別目標(関心・意欲 思考・判断 表現・技能 知識・理解の4観点)に到達したかどうかを、あくまでもその子個人を見て評価をします。学校からも通信表の見方についてプリントを配付しますので、ご覧下さい。
とはいえ、紙媒体を使っての伝え方ですので、通信表に込められた思いがどこまで伝わるかは若干不安があります。どこの社会でもいえることだと思いますが、予算書や計画書など見える事柄はむしろ紙面で表した方がはっきりしますが、学力など目には見えにくい事柄については紙面では伝わりにくいと思います。その分、面接や教育相談日などで共通理解が図れるといいなと思っています。かくいう毎月の私の所感をどう受け止めていただいているかちょっと気になる所です。

 人の営みは互いに思いを伝えることで成り立っています。しかし、その伝え方を間違えると、かえって伝えない方がよかったという結果に陥ることもしばしばです。最近は、一方的に自分が言いたいことだけを言って相手の話を聞かないというケースもあり、思いを伝える、思いを受け取るという双方向のコミュニケーションをつくること自体が難しい時代になっています。伝える時と場を間違えたり、一言足りなかったりしただけで誤解を生み、思いが伝わらないこともあります。伝わらなかった時の無念さはとても深く心に残ります。

「・・・時々、エルフィーが悪さをすると、うちのかぞくは、ものすごくおこった。でも、エルフィーをしかっていながら、みんなはエルフィーのことだいすきだった。すきなら、すきといってやればよかったのに、だれもいってやらなかった。いわなくっても、わかるとおもっていたんだね。・・」
 
 読み聞かせ週間に私が読もうと思っている「ずーっと ずっと だいすきだよ」の一節です。犬の‘エルフィー’と ‘ぼく’のふれあいのお話なのですが、‘ぼく’が語るこの一節に日頃気づかずにいる大切なことが隠されているように思います。
大切に思っているということは相手に伝えるべきであること、相手もわかっていると勝手に思いこんでいるだけで、実は伝えなければわからないことがあるということ、たとえわかっていることでも伝え確かめるべきことがあるということ。振り返ってみると、我が家は失敗だらけです。皆さんのご家庭ではどうですか。「あのとき伝えてあげていれば・・」では遅いのですね。

 「前期よくがんばったね。後期はこんなことに力を入れてみようか、これからも応援しているからね。」この一言で愛はきっと伝わります。

 校長  豊田 公敏
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