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校長あいさつ

2013年11月01日
読書の秋
 「読書の秋」と言いますが、子どもたちにとっての読書は秋に限らず、昨今は、読解力、学力向上の視点からも大切な言語活動として、日々の学習活動の中に位置づけられています。10月には、本年度2回目のPTA読み聞かせ活動が1週間を通して各教室で実施されました。読み聞かせボランティアとしてご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
 今月は、子どもたちの読書について、毎日本校の図書館で子どもたちと本の仲人役をしてくれている学校司書の中村尚子さんにお話をしていただきます。

 読書の秋です。安東小・学校図書館にも新刊がたくさん入りましたので紹介します。
 低学年におすすめは、『ねずみくんのチョッキ』でお馴染みの「ねずみくんシリーズ」です。このシリーズをご存じの方も多いと思いますが、既刊がすでに30冊を超えたことに驚きます。特に、ひらがなを上手に読めるようになった1年生におすすめです。
 『タンタンの冒険』の作者エルジェが、小さい子のために描いた作品『クックとプッケ』という絵本が、3冊入りました。2人組の男の子が、奇想天外ないたずらを繰り広げます。お子さんが借りてきたら、是非一緒に読んでみて下さい。大人も思わず笑ってしまいます。
 『かいけつゾロリ』シリーズも新しく1セット(既刊52巻)入りました。実は昨年も1セット購入しましたが、現在も貸出が多く、ほとんど書架に並ばない状態です。時々保護者の方から「ゾロリしか読まなくて・・・」「図鑑しか借りて来なくて・・・」とご相談を受けますが、「その世界を十分楽しんだら、次の段階に進みます。通過儀礼のようなものだと思ってください。」とお答えしています。5・6年でゾロリを借りる子はいないですし、調べ学習の本もしっかり借りていきます。
 中学年におすすめは、「ふしぎ博物館シリーズ」「実験対決シリーズ」「チャビの世界大冒険シリーズ」「ドラえもんふしぎ探検シリーズ」などの学習漫画です。知識欲旺盛なこの時期に、自分の興味に合わせて楽しく学習ができそうです。『よりぬきサザエさん』(全13巻)は、お子さんが借りて帰ったら、一緒にお楽しみください。子どもの頃に読んで懐かしいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 高学年におすすめは、『真夜中のパン屋さん』シリーズです。NHK BSでドラマ化されたのでご存じかもしれません。大人が読んでもいいような文庫本ですから、読み応えがあります。また、『ぼくらの七日間戦争』でお馴染みの「ぼくらシリーズ」は、高学年男子に人気があります。新刊では、中学生だった主人公が高校生になり、相変わらずそれぞれの得意分野を生かして、事件を解決していきます。
 昨年のゾロリシリーズは、すでに1冊の貸出回数が50回を超え、ページを修理した本ばかりになってしまいました。児童数の多い安東小では、貸出回数が100回を超える本も少なくありません。
 先日1年生の女子が、『こんがらがっち』という絵本を持ちながら図書館に来て、「あのね、おとうさんはね、すごく本が好きだから、本を大切にするんだけどね・・・」と私に何かを伝えようとしていました。傷みの激しい本だったので、お父さんから、もう新しい本に買い替えたほうがいいんじゃないかと言われたのかな、と思っていましたが、「だからね、おとうさんがね、直してもらいなさいって」と言葉が続きました。予算が限られている学校図書館をご理解下さっていることと本を大切にしようとうお気持ちに感謝しながら、さっそく修理の棚にその本を加えました。  
 新刊本の貸し出し準備を進めています。今年度PTAの寄贈を含めた新刊本も新しいブックトラック(滑車のついたワゴン)にきれいに並んで、子どもたちに読まれるのを待っています。             
学校司書 中村 尚子 

 本年度の全国学力・学習状況調査の本校としての結果は、国語A・B、算数A・Bともに、全国平均以上の平均点を維持しています。読書指導についても、学力向上につながる言語活動や情操教育の視点から、今後も継続して取り組んでいきます。ご支援をお願いします。
【文責:校長】

写真左:読み聞かせボランティアさんによる朝の読み聞かせの様子
写真右:図書ボランティアの皆さんによる図書の修繕や新刊貸出の準備作業

写真一枚目
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写真二枚目
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