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校長あいさつ

2008年01月07日
平成20年がスタート ―合言葉は「生きる力」―
 平成20年の新春がめぐってきました。
 旧年中は格別の御厚誼を賜り心より感謝申し上げます。本年も御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、平成14年春、学校週五日制の完全実施に対応して、「ゆとり」と「生きる力」を指標とする教育改革がスタートし、早6年が過ぎようとしています。この改革に対して、「ゆとりはたるみ、ゆるみではないか」「確かな学力の向上策として授業時数を増やしたり、補習授業を進めたりしなければ…」等「学力低下」問題が様々に指摘され続け、教育基本法の改正から大きな見直しがかかっています。
 本校では、「豊かな心をもち、自らをきりひらく子」を学校教育目標に掲げ、「「ひとりひとりを生かす授業研究」に日々取組んでいます。特に「自ら追究し、友達とかかわりながら学びを深める子」の育成をスタンスに、子どもたちの学びを保証し、確かな力が身にくよう実践を積んでいます。
 ところで、平成23年度からの新学習指導要領の実施に伴い、時数減が予想される「総合的な学習の時間」、科学的な思考力の育成をめざす「算数・数学、理科」の学習内容の増加、小学校からの英語教育のとり入れ等、今後の教育課程に大きな変化が予想されるこのごろです。変革の真っただ中にあって、どう考え、対応するかが問われているのです。変えていかなければ発展はないものがあることも、時代を超えて変えてはならないものがあることにも心しなければなりません。
 しかし、子どもたちの意識・姿勢を置き去りにしては、教育は成り立ちません。
 子どもたちに「学ぶ目的」を明確に持たせ、「学びたい」という意欲を起こさせる授業を心がけ、子どもたちの「生きる力アップ」をめざします。
 本年も皆様方の御理解、御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
                         校長 渡邉美惠子 
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