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校長あいさつ

2008年03月03日
どこまでも高い「こころざし」をもとう ―本物の生きる力―
 2月29日(金)に「六年生を送る会」が5年生を中心に開催されました。例年通りのことですが、児童が中心になって行う会の最終回です。今年も大きな感動に包まれて、無事に六年生に感謝の気持ちを伝えることができました。また六年生は下級生に今後の安東小学校の発展を託し、中学校に巣立つ決意を述べてくれました。安東小ならではの内容が展開され、全ての子どもたちの目に涙があふれていました。
 どんなに社会が大きく変化しようと、学力の低下が叫ばれようと、この感動こそ確かな生きる力が身についている証であると確信しました。学習指導要領がどのように変わろうが、OECDのPISA調査結果が何位だとか、トップレベルにないことなど問題外でした。安東小学校の全ての子どもたちが主体的に会を盛り上げようと工夫し、力を合わせて取組む姿が成果をあげ、最高の結果を得ることができました。この力が、今後も学習面や生活面でよい形で現われてくることを願っています。
 平成19年度もあとひと月を残すのみとなりましたが、学校教育目標『豊かな心をもち、自らをきりひらく子』の育成を目指した教育活動を、一人ひとりの児童の具体的な課題に立って振り返り、為すべきことを明確にしているところです。
 また、過日、保護者の皆様に学校評価アンケートの結果についてお知らせしました。安東小学校の長所、短所を的確にとらえ、学校運営の改善や授業の改善などに結びつけ、次年度はさらに高い目標に向かって、より高いこころざしを持った人間への成長を願い、信頼される学校を目指します。

  校長 渡邉美惠子
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