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校長あいさつ

2008年05月01日
地域に支えられ、開かれた学校づくりをめざして
 4月9日、2年生から6年生まで各学年ともお弁当を持って、城北公園に出かける予定となっていました。地域の「お花見の会」は雨天延期で9日に実施することになり、6年生が御招待を受けることになりました。
 6年生は地域のお年寄りのみなさんとお話ができる機会を与えていただき、どんなお話をお聞きしようかと楽しみにして出かけました。今年の桜は、例年より少し早めに咲きましたが、9日はちょうど桜吹雪のように花びら舞ってとても素敵な情景でした。
 はじめのうちは緊張していた6年生でしたが、地域のみなさんとお話をするうちに慣れてきて、校歌を御披露するグループも出てきたほどでした。突然の計画でしたから、地域の皆様にはやや物足りなかった点もあるかとは思いますが、何よりも、暖かな眼差しで子どもたちと接してくださったおかげで、大変貴重な時間を過ごすことができました。「子どもは地域の宝」と、縁の下で支えてくださっている方々のお力を感じました。
 さて、今日では、信頼され、開かれた学校づくりをスローガンに掲げない学校はないといってもよいほどです。もともと学校は「地域の中の学校」として、地域の人材や資源や行事によって育てられてきたものです。教師が授業を開き、教室を開いて、ゲストティーチャーをお願いしたり、地域に出て行ったりして地域の諸資源を活かすことにより、「地域の中の学校」が可能となります。子どもたちの実態をともに考え、保護者や地域の人々の思いや願いを知り、学校の歴史や伝統・風土を作り上げていく学校でありたいと考えています。
 5月は、家族参観会や運動会で子どもたちの「がんばり」を御覧いただく機会があります。今年度の学校教育目標は「豊かな心をもち たくましく自らきりひらく子」です。学校教育目標の具現化を目指し、「その時、子どもは?」を常に視点とし、各教育活動を展開して行きたいと思います。保護者・地域の皆様の更なる御理解と御支援をお願い申し上げます。
                                                校長 渡邉美惠子
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