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校長あいさつ

2011年12月09日
「今年最後に心にしみたもの」
 平成23年も残りわずかになりました。2日には研究会を開催させていただきました。多くの保護者の皆様にお手伝いいただき無事終了することができました。厚くお礼申し上げます。新しい年を迎えると、1年のまとめや次の学年への準備が始まります。6年生はいよいよ中学校への心構えを作っていく時期になります。新年を新たな気持ちで迎えられるといいですね。 
 3月11日の東日本大震災、日本の歴史に永久に残るであろう出来事が今年起こってしまいました。そんな中で、最近2つの文章に出会い再び心を洗われたような気がしています。 
一つは、11月にブータン国王夫妻が来日して、国会で演説された内容です。
『(前略)3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至る所で大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民に慰めと支えを与えようと、供養のために灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもったつとめを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。(中略)
私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことを覚えております。そのときからずっと、私は愛する人々を亡くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。(後略)』
ヒマラヤにある小さな国ブータン、結婚して1ヵ月という国王は若干31歳、その若き国王が慈愛に満ちた真摯な態度で私たちに語りかけていただいたことに大きな感動を覚えました。外交辞令を超えた心からの言葉だと感じました。
もう一つは、第2回KYOTO KAKIMOTO恋文大賞の受賞作です。
『(前略)あの日忘れようにも忘れられない 東日本大震災が起きました
あなたは迎えに行った私と手を取り合った瞬間 凄まじい勢いで波にのまれ私の目の前から消えました いったい何処へ行ってしまいましたか (中略) 何も言えず別れてしまったから ありがとうと伝えたくて 切なくて悲しくて どうしようもないけれど
38年間一緒にいてくれて仲良くしてくれて ほんとにありがとう
守ってくれて支えてくれてありがとう 感謝しています (中略)
 願わくは寒くなる前に雪の季節が来る前にお帰り下さい
 何としても帰ってきてください 家族みんなで待っています
 私はいつものように お店で待っています 
只ただひたすら あなたのお帰り待っています』
愛する人をある日突然失うことの悲しみが痛いほど伝わってきます。この方は息子さんと、ご主人が築き上げたお店を守っていこうと気持ちを新たにしています。絶望の淵から希望の光を見つけていくことの大切さを学んだ気がします。
来年は皆様にとっても日本にとっても明るいニュースで満ちあふれることを願っています。
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