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校長あいさつ

2013年07月01日
自然の中で育つ
 5年生の自然体験教室を6月17日から2泊3日で実施しました。本年度の5年生の自然体験教室のテーマは『富士山を通して自然の素晴らしさや厳しさを知ることと、環境を守る意識をもつ』ということで、事前学習では、「なぜ自然遺産ではなくて、文化遺産の登録をめざすのか?」など、富士山麓のゴミ投棄など環境問題にも踏み込んだ学習をしました。また、自然体験教室1日目には宝永火口までの登山、3日目には世界遺産に入らなくて残念との想いで、三保の松原にも立ち寄ってきました。
 時を同じくして、カンボジアの首都プノンペンではユネスコの世界遺産委員会が開催されており、5年生の富士山に対する関心度も高まりを見せていました。22日に決定された富士山の世界文化遺産の登録には、富士山の構成資産として除外を勧告されていた三保の松原が、一転して含まれることになりました。その驚きは5年生にとって、三保の松原を含む富士山の世界文化遺産への登録と、3日間の自然体験教室とを重ねる一生の思い出となることでしょう。
 自然体験教室のもう一つのねらいに、宿泊や炊事を含めた集団生活・集団行動の訓練があります。各グループでの『協力と責任』が試されます。1日目には宝永火口登山、2日目には昼食を挟んでのかなりハードなハイキング、3日目はウォークラリーと、体力勝負の3日間でした。しかし、個人では「疲れた。」「めんどくさい。」「もーやだー。」を連発してしまう子も、「我がまま」が通らない集団活動の中では、弱音や嫌気を言う姿はほとんど見られません。逆に、仲間と一緒に頑張り、辛抱・我慢する姿が印象的です。これは本校のどの学年にも共通していることで、集団が個を育てていることを実感します。
 阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、世界各国からの救援とともに届けられたのは、被災した人々の集団としての規律ある行動と、互助の精神に対する賞賛の声でした。これは、長い歴史が育んできた日本人としての美徳だと考えますが、それを支えてきたものの一つとして、集団活動・集団行動を視野に入れた日本の学校教育の取組があると思います。本校の子どもたちも、集団の中で個を磨き、個を鍛えています。9月には、4年生が清水和田島の自然体験教室に取り組みます。     [文責=校長]

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